伏魔殿に挑む!
7月に入って梅雨が本番のころ、手狭になってきた工場の作業スペースを確保するため、古くから置いてあったピアノを整理しようと奮闘しました!
ウチが「伏魔殿」と呼んでいた、約30年もの間人の手が入っていない在庫スペースにきりこみました
おじいちゃんの時代から保管してきたピアノたちの封を解いてみると、やはりほとんどのピアノがダメに💦
湿気でボディーが分解してきているもの、サビやカビが広がっているもの、響板や鍵盤もメタメタです。
それを一台一台分解して仕分けして、処分する
めちゃくちゃ疲れます💦もう暫くやりたく無い
多くのピアノは救えなかった・・・
もっと早く手をつけていれば修理出来たかもしれないと考えると残念です😭
しかし、不思議なことに響板が割れていても、弦を弾くと低音がしっかり鳴って、高音も音が伸びたりするピアノがあったりして
ピアノが「僕はまだ音を奏でられるよ!」「まだ生きてるよ」と言っているようで、少し悲しくなりました
ピアノをただ集めるだけじゃなく、自分の扱える範囲に絞らないと、結果ピアノを痛めてしまうのだと今回のことから感じます
でも、少し片付いてきたのでこのスペースを活用して作業効率アップ!!
これからも頑張ります✨
手を付ける前
湿気でボディーがボロボロに
自動演奏ピアノもありました
唯一救えそうなアトラスのグランド
ロイトケのグランドピアノ
数日かけてやっと向こうの壁が見えてきました!